衝動的に旅に出る

　私の理想は題名の通り「衝動的に旅に出る」なのです。日帰り旅行のほとんどはこのスタイルです。朝のテレビ番組で季節の報道があり、そこに映っていた光景を共有したいとか、非常に単純な動機なのです。旅はいつどこへ何をしに行くべきかと考えると哲学の世界に入って行きます。これは哲学の旅であって実際の旅ではありません。衝動的な旅の事例が2月にありました。立春を過ぎたのに関わらず関西で突然想定外の大雪が降り、京都以北は真っ白になりました。このチャンスを絶対に逃すべきないと考えた私は、迷わず彦根へ行き伝統建築と雪のコントラストの写真を撮りました。これは私も使っている日帰り旅行用カバンです（主にゴルフ）

　大雪が降るという予報は週間天気予報で何回も予測されておりました。今度降るとスキーに行くか雪景の写真を撮りにゆくかと散々迷いました。その中で今回のチャンスを逃したらどうなるかを考えました。平地では3-4日で雪が消えます、ところがスキー場は3月中旬までは大丈夫と踏みました。今しか無いチャンスがやってきたのです。3ボールからの4球目ど真ん中の打ち易い球です、当然手が出ます。この機会をジャストミートです。これが今回の衝動的な日帰り旅行でした。旅行大手のサイトです。

　上記写真は瓦工場でコースターの製作体験をしたものです。では話題を本題に戻しましょう。イチゴが食べたい。〇〇農園は愛想が良かった、□□農園は味が絶品でした、△△農園は誰も人が居なく時間を楽しめた。私はフルーツ狩りをする時は必ず農園に連絡して状況を聞き、それから予約に入ります。農園の場合、得意先が行く前の日に大勢で来て食べ尽くすことがよくあります。その場合少なく共1週間位待たねばなりません。写真をどう撮るか、動画をどこで挟むかを色々考えて現地へ行きます。ともかく食べたい時が旬、これがフルーツ狩りの鉄則なのです。

　雪やイチゴの話、実はこの原稿を書いている時期は4月初旬の桜満開の季節です。満開の桜が1週間位続き、大阪市内では少しづつ散ってきておりまが、山の方や北の方ではこれからでしょう。吉野の山のこれから1週間10日が見頃となるでしょう。先日京都に桜を見に行きたい方に京都の桜の名所のアドバイスをしました。今年京都には行ってませんが、手に取るように開花や混雑状況が解るようになりました。琵琶湖疎水の横の桜をみたいなあと思ったので、琵琶湖疎水や平安神宮といった場所を推薦しました。結果、人は多かったが非常に綺麗な桜並木を見れたとの事でした。

　今年の桜のイメージは大体できています。桜前線の北上スピードを予測しながら、次はここかと予測を楽しんでおります。秋田県角館のホテルの方とお話ししていた時に、桜の様子を聞きました。枯れ木にピンクが目立ってきたそうです。これは第2から第3週が見頃かなあと思いました。そうすると第4週からGWが弘前。GWからは函館に移るでしょう。今年の桜前線は平年通りと思います。多少咲くのが速くなるかもしれません。しかし速く咲く桜と遅く咲く桜があり、その間がどうしても1週間位あります。それだけ花見を楽しめるのです。

　春の瀬戸内も良いですね。先週播州赤穂の紹介をしてましたが、イタリア風の建物の外は春の瀬戸内海、この何とも言えない雰囲気がたまりません。播州赤穂だったら相生のカキはまだ食えるのかなあとか思ったりしました。瀬戸内の食の話の続きですが、昨年淡路島で名物を味わいました。名物を幾つか紹介します。1.新たまねぎ　これは畑から直接収穫体験したものを夕食や朝食で食べるものです。この味は絶品でした。我が家の食卓にも今年は蒸した玉ねぎを出します。全員これは完食します。2.3年トラフグ　これは昨年うめ丸で食べたのですが絶品でした。特に最初の方に出てくるテッサの太さとあの感触はたまりませんでした。3.これは今年の新商品サクラマスです。昨年は養殖を始めたばかりで食べることができませんでした。これは私もまだ食べてないので、是非とも食べたいものです。4.春の鯛です。旅館では鳴門海峡の激流に揉まれた養殖鯛を使うのですが、これを天然鯛にすればどうか？当然価格は跳ね上がります。しかし、自分で釣った鯛を温泉旅館のプロのシェフに料理して貰ったとしたらどうなのでしょうか？自分で釣るなんてそんな技量も無いと思っている方は、下記のサイトをご覧ください、日本一のルアーで鯛を釣る名人がインストラクターとして付く鯛釣りツアーです。興味のある方はご注文ください。

https://ayasato-caili.tourbooking-japan.com/ayasato/v1/index.html

　以前思い付きで京都は長岡京にタケノコ料理を食べにゆきました。まだ寒い頃でしたが、あの柔らかい春の味は今でも口に記憶されております。タケノコはあまり好きで無い方もあの味は一度味わった方がよろしいかと思います。山の幸から再び海の幸へ話が飛びます、なにせ衝動的に旅にでるのですから、どこにいくかはわかりません。初カツオが恋しい季節です。私は豆ごはんと赤だしとカツオの叩きがあれば、大いに春と初夏を感じます。高知の話は先日しましたが、ここの叩きは絶品です。高知の辛口日本酒を肴にカツオの叩きを食する、ついでに金目の煮つけとドロメがあれば最高です。絞めは土佐巻でやりたいですね。

　さあどこへ行きましょう。何をしましょう。桜が完全に散るまでに考えて企画したいものです。明日は明日のアイデアが出るかもしれません。ワーケーションを実施して未知の旅行商品を10個程完成するノルマでゴルフと釣りも同時にやる。仕事は未完成でゴルフと釣りだけ完璧にしそうな気がしてやみません。