ホテルや旅館の選び方と予約の仕方について2

 旅の目的によってホテルや旅館に泊まる予算も変わってきます。出張では社内規定で泊まれる限度額があります、旅館では部屋のグレードや食事の種類によって予算が変わります。まず行きたいホテルをピックアップして予算を後付けにする方法があります。その反対で予算を先付けして、その中から選択する方法があります。NETで価格重視で旅館を決めた場合、ロケーションが良くなかった又は飯が食えたものではなかったとよく聞く問題にぶつかります。衝動的にホテルや旅館を決める時、これはミステリーツアーだと思って割り切りましょう。良くなくて当たり前、もし良ければ幸運に感謝しましょう。その反対があのホテルに泊まりたい、あの理想の旅館にといった憧れで予約する旅であり、それを実現する人は十分調べ物をしてから旅に出る傾向があります。

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 私が旅行の世界に入った17年程前は、旅館で30、000円台は高い方でした。今は高級と呼ばれる旅館はその倍以上になっております。1泊60、000万/人の価値は確かにあるでしょう。確かに思い出になると思いますし正直行ってみたいです。ホテルのベッドはシングル、ダブル、ツイン、トリプル、クィーン、キングとか色々な種類の部屋がございます。昔は90cm幅のシングルベッドでも良かったのですが、いまはやはり100cm幅以上、できれば120cm幅がほしくなりました。寝返りして崖が横に来ていると何か気持ち悪いのです。なぜかホテルのベッドでは狭い広い関係なくよく落ちます。夜中に落ちると目が覚めて寝られないことがありますよ。

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 旅館ではやはり料理でしょう。標準で美味い料理はグレードアップすると天国の気分になります。しかしながら選択する時は標準での美味い料理を見つけるのが基本です。それと部屋のグレードと見晴らしは非常にインパクトを与えます。ホテルや旅館は寝具には相当研究してますので、ある一定以上は自宅よりも良い品質の寝具で寝ることになります。ところが良い品質でも、枕や布団の高さや硬さで寝られないこともあります。ある温泉の高級旅館で夜中に突然金縛りに遭遇したことがあります。全く解けません、何かいる感じがするのですが身動き取れないのです。その時は疲れていたせいか無視して寝に入りました。上からいくら圧力を掛けても、体の力をすべて抜いているのですから、無駄な力を使わしていることになります。そのまま寝てしまい、朝日と同時に起きました。すっきりした朝を迎えました。なぜか朝飯が美味かったです。

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 ホテルや旅館を選択する時に次に注意したいのが、ロケーションと交通アクセスです。不便に見えて意外に利便性があるとか、また駅から近そうで遠かったとか、廻りに何も無かった。或いは裏に隠れやの様な居酒屋があり、これまた美味しい酒肴が味わえたとか、色々なケースがあります。知床の温泉宿で夜中温泉の後に部屋飲みをやっていて酒の燃料切れをやりました。そこで寝れば良いのに近くの24時間営業のコンビニがあり夜中に買いに行きました。店内に居合わせた地元の人より怖い話を聞きました。ここの防犯カメラに時々ヒグマが映るんですよ。酔いが覚めていくのがよく分りました。大量のお酒とツマミに熊笛も買って熊笛を吹いてこわごわホテルに帰りました。ヒグマという酒の肴ができましたが、本当に出会ったならばこのブログは書けてません。

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 先程枕が低い高い、布団が固い柔らかいのお話をしましたが、枕が低い時は二つ重ね枕を作ります。高い時はバスタオルを丸めてそれを枕にします。それでもダメな時はフロントに相談して何か手段を講じます。布団の場合は牢名主の様に二重三重に重ねて使います。朝起きてベッドの様になっている寝床を見てびっくりしました。高い布団を採用していても寝れない時は寝れません。これは相性の問題と思います。人間でも相性の悪い相手とは余り関わらない、寝具でも同じではないかと思うのです。適当に寝ている振りをすると寝れるものです。滋賀県のある旅館で晩秋の夜寝れない時がありました。外に露天風呂があり、夜中の3時半に入浴を開始しました。お湯が温いのでいつまでも入れます。満月の月を琵琶湖をみていたら、冬の渡り鳥の群れが湖面をすれすれに飛ぶ光景が目に入りました。あの光景は一生ものの風景です。なぜか心が静まり寝ることができました。ここも朝食が美味かったです。

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 ホテルで乾燥して喉がひび割れ寸前になったことはありませんか?良い方法があります。バスタブのお湯を捨てないことです。ドアを開けっ放しにして水分を部屋に充満させます。朝窓が曇って水滴が付くくらいが丁度良いです。ついでに体を洗ったタオルを部屋の中に干します。それも水が垂れない位の緩い絞りをしたものを掛けておきます。そうすると喉のひび割れは防げます。これはどんな安い宿でも可能ですが、外国風のバスタブの無い部屋では不可能です。こんな時は洗面器に水を汲んで置いておくそれに先程の湿ったタオル作戦が良いと思います。

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 ホテルや旅館の中には電源を捜すのが難しい所もございます。特に古い旅館を一部改装して使っている安い温泉チェーン店旅館などは、電源そのものが無い、或いは壊れて電源が来ていないところもあります。新しいホテルは机やベッドの廻りにモバイルジャック用の電源セットを用意していますので、すべてのモバイルを短時間で充電可能です。その為にたこ足配線のジャックを持参してよく繫いでおりました。一つの配線から幾つもの電気機器に繋げれるのですが、供給される電力量は変わりませんので、すべて100%充電完了するまでにはやはりかなりの時間が要します。朝充電を開始しては間に合いません。

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 日本の宿は大体浴衣や寝具が置いてあるので良いのですが、国外だと何も置いていない所が多いです。映画の様に裸で寝るのも一つの方法ですが、翌朝風邪をひいてしまい熱まで出たことがあります。若いうちは何とかなっても年齢を重ねると融通が自然に効かなくなります。寝具が貧弱である又は無いことが解っておれば、軽いスエットの上下を持参することもあります。部屋での飲み会にも使えてそのまま寝ても大丈夫です。ユニクロで安く売っております。

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 書いているうちに今回のブログの題名である「ホテルや旅館の選び方と予約の仕方について2」からかなり脱線してしまいました。最後に初めての土地でホテルや旅館に着いた時は何をするか書きましょう。まず、館内見学をします、温泉があれば入浴、売店があれば何をいくらで売っているのかを調べる。スポーツジムがあれば見に行く。館内が終われば今度は外です。フロントで地図を貰い大体200m四方をうろうろします。旅館街等には色々なものがあるので面白いです。当然カメラと財布は必需品です。ビニールの袋を持参すればお土産が安く仕入れることができるかもしれません。

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 先程の話の続きで北海道の余市で軽トラで干物を売りに来ているのを見ました。随分前でしたので大きなホッケ1匹100円とか恐ろしい価格でした。一番大きなタラの干物も1000円しません。爆買いして土地の人に「ここの魚は民宿が仕入れるのだから、あまりよそ者が買わない方が良い」と怒られましたが、クール宅配便で実家に送りました。家に帰宅すると父が「ごちそうさまでした」と喜んでおりましたが、肝心の魚はすべて食われておりました。罰が当たるとはこのことだと思いました。ホテルや旅館の予約とは全然関係が無くなったので今日はこれまで。